理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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理学療法士大学院生の学びについて

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4月に入って,僕の所属している研究室にも,新しい大学院生が入学してきました。入学式は4月5日にあるのですが,大学院生は教授や僕たちとすでに顔合わせは済んでいるので,入学式より前に入ってきます(そもそも入学式に出る人は少ない)。

今回は,理学療法士として大学院に入学してきた人がどのようなことを学ぶのかをお話ししたいと思います。

 

研究方法を学ぶ

大学院に入る動機としては色々あるとは思いますが,一番は研究について学ぶことだと思います。一口に研究といっても,色々な方法があります。僕たちのように,動作解析機器を使用したり,動物実験を行ったり,地域での公衆衛生など様々です。その中で自分の興味のある分野の研究室を選んで入学してくるわけです。

僕は大学院で研究を学ぶ時の目標として以下のことを考えます。

まず修士課程では,研究計画立案〜実施の一通りの流れが自分でできるようになることです。修士課程はまず自分で研究できる力をしっかりと身につけて欲しいと思っています。ここで手を抜くと,大学院を一歩出たら何もできないということにもなりかねないので,しっかりと研究の方法を学ぶ必要があります。

次に博士課程ですが,ベースとして博士課程では,論文を投稿して受理されるということが目標にあります。しかし,個人的な意見ですが,それだけではなく,研究方法を他者に指導できる力が求められると思います。博士課程の学生は研究室ではそれなりに主力と言えるポジションにいます。卒論や修士の学生の指導を行う機会も少なくはありません。したがって,後輩たちに研究の流れをある程度指導できるレベルが目標となると思います。

 

論理的な思考を学ぶ

大学院では,論文作成・学会発表が求められます。どちらにおいても,自分の思考を論理的に説明して,査読者や聞き手に納得してもらわなければいけません。研究においては,発想の飛躍や,根拠のない閃きは基本的に相手にされません。その研究を思いついた背景,その研究目的を達成するために適切な方法の選択,結果の客観的な解釈など,論理的に説明するスキルがとても重要になります。これらを通して大学院では,研究において必要な論理的な思考を学ぶことができます。

 

プレゼンのスキルを学ぶ

上記の論理的な思考ができるようになっても,それを他者に上手く伝えられなければ意味がありません。特に学会発表においては,限られた時間で自分の考えを分かりやすくかつ適切に伝えるスキルが求められます。

大学院では研究室でも研究計画や進捗状況,学会発表前の予宴会などプレゼンをする機会が多いため,プレゼンのスキルを身に付けることができます。

 

まとめ

今回は大学院で学べることについて一部ではありますが説明しました。もしこのようなスキルを身につけたいと考えている方は大学院への進学を選択肢として考えてみてもいいと思います。

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