理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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今日は科研費交付内定日

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本日,新元号が発表されました。『令和(れいわ)』という元号で万葉集から引用された言葉だそうです。これから数十年,僕たちは令和という時代を生きていきます。どのような時代が来るかはまだ分りませんが,後悔の無いよう楽しく生きていきたいと思います。

 

実は今日4月1日は研究者にとっては,ある意味新元号の発表より重要な発表がある日です。そう,科研費交付内定日です。

研究を行うためには研究資金が必要です。大学等をはじめとする研究機関では,各研究員に自前で研究費が配分されますが,昨今の経費削減により,かなりの額が削られるため,十分な研究ができません。

そこで,外部から研究助成金を獲得する必要が出てきます。研究助成金の多くは,研究計画書を提出し,審査したうえで,採択された研究に配布されます。このような制度を競争的資金制度と言います。

科研費とは,科学研究費助成事業の略です。科研費は競争的資金のもっとも有名なもののひとつで,日本学術振興会という文部科学省管轄の組織が行っている研究助成事業です。

科研費は研究規模や資金等で,以下のように分けられます。

  • 基盤研究(S)~(C)
  • 特別推進研究
  • 新学術的領域研究
  • 挑戦的研究
  • 若手研究
  • 研究活動スタート支援

基盤研究(S),(A)はリハビリの領域では見ることはほぼないと思います。研究費も数千万~数億円クラスでIPS細胞のような革新的な研究に対して助成されます。

リハビリの領域で多いのは基盤研究(B),(C)若手研究だと思います。基盤研究(C),若手研究は最大500万円の研究費が配布されます!!基盤研究(B)は最大3000万円が配布されるようです。

 

僕が所属している研究室では,教授がもともと基盤研究(C)を獲得しており,助教の先生が今回若手研究を獲得したようです。

科研費を獲得できるか否かで,数年間の過ごし方が変わってくるといわれています。また,研究者として認められるための第一歩として科研費獲得がありますので,特に若い先生方は科研費申請にかなりの力を注いでいます。

大学院生は基本的に申請資格がないので,今の僕にはあまり関係のない話ですが,将来的には科研費を獲得できるような立場になれればいいなと思っています。

 

余談ですが,僕の研究室の教授によると,科研費を獲得するために必要なものは…

  • 最低限の実績(論文,学会発表)
  • 申請書(研究計画書)で,研究の新規性・学術的価値・実行可能性を十分にかつ分かりやすくアピールすること

だそうです。科研費以外にも企業による競争的資金では大学院生でも応募できるものもあるため,この2つのポイントを参考に僕も資金獲得を目指したいと思います。

 

↓ ちなみに上記のように科研費獲得は研究者の大きな目標になっているため,参考書が多く発売されています。

科研費獲得の方法とコツ 改訂第6版〜実例とポイントでわかる申請書の書き方と応募戦略
 
科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え

科研費 採択される3要素 第2版: アイデア・業績・見栄え

 
いかにして研究費を獲得するか 採択される申請書の書き方

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