理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

スポンサーリンク

【おすすめの本】エビデンスに基づいたストレッチを『ストレッチングの科学』

理学療法の場において,ストレッチはスタンダードな治療の一つで,非常に多く行われているものだと思います。

しかし,ストレッチの種類や適切な時間など,意外ときちんと考えてできている方は多くないのではと思います。ストレッチは数多くの研究が行われており,多くの知見があります。

今回紹介する『ストレッチングの科学』は,ストレッチに関するエビデンスをわかりやすくまとめた本です。著者の鈴木重行先生は,IDストレッチングの著者としても有名な先生です。IDストレッチングは読んだことのある方も多いのではないでしょうか。

 

大まかな内容

この本は以下の6章で構成されています。

 

第1章 ストレッチングの種類

第2章 ストレッチングのための基礎知識

第3章 ストレッチングの対象となる病態生理

第4章 ストレッチングの評価指標

第5章 ストレッチング効果の検証

第6章 ストレッチングの研究のトピックスー動物・細胞を用いた基礎研究の紹介

 

臨床的には特に第4章第5章に書かれている情報が有用だと思います。もちろんそれだけではなく,どのようなストレッチがあるのか,ストレッチに関わる生理学などが書かれていますので,この1冊でストレッチの基本的なことは一通り学べます

 

しかし,この本には,ストレッチの手技・技術的な部分は書かれていないので,手技は他の本や研修会などで学ぶ必要があります。ストレッチの手技に関する本としては,市橋則明先生の運動療法学や,林典雄先生のセラピストのための機能解剖学的ストレッチが分かりやすくておすすめです。

 

 

 

 

まとめ

今回紹介した『ストレッチングの科学』はストレッチの理論を学ぶための本としておすすめできます。2013年と少し古い本ではありますが,情報としては今でも十分通用するものとなっていますので,ストレッチの理論を学びたいという方はぜひ手にとってみてください。

 

 

 

スポンサーリンク