理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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面接や自己紹介で「勉強したくて〜」は言わない方がいい件

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もうすぐ3月も終わります。4月から新年度が始まって,職場でも新人や中途採用の新入職員が新しく加わります。また,少数ですが,4月以降にも追加募集等で就職活動を行う人もいると思います。

今回は,僕が今まで体験した,または友人から聞いたエピソードとして,主に中途採用者が面接・自己紹介で言わない方がいい内容についてお話ししたいと思います。

 

僕が面接・自己紹介で言わない方がいいと思うワードは『勉強したくてここに来ました』です。

理学療法士などリハビリ専門職は非常に勉強熱心な方が多いです。一つの職場である程度スキルを身につけたら,違う分野の職場に移って新しく勉強したいという意思を持っている方もそう珍しくはありません。

なので,面接・自己紹介で勉強したいという希望を話す方も多いのですが,実はあまり良い印象ではないと思われます。その一例を示します。

 

整形外科で10年間働いてきました。脳血管分野の理学療法は今まで関わったことがないので,勉強したいと思ってこの職場に来ました(希望しました)

 

いかがでしょうか?この挨拶にどのような印象を持ちますか?

中には特に何も気にならないという方もいらっしゃるでしょうが,この挨拶には大きな問題があると思います。

それは『勉強したいという理由で,今まで全く関わったことのない職場に来た』ことだと思います。

そもそも職場(臨床現場)は勉強する場ではなく,患者さんを治療する場です。もちろん患者さんを治療する過程で学ぶことはたくさんありますが,勉強を目的とするのは,本末転倒と言って良いでしょう。

百歩譲って新人ならそれでもかまわないでしょう。しかし,,職場の立場から言えば,10年目のセラピストに求められるのは即戦力としての能力や後輩の指導,管理といった,治療以外の要素です(言ってしまえば,治療はある程度できて当たり前という考えです)。

なので,上記の挨拶を修正するとすれば,

 

整形外科で10年間勤務しながら,脳血管疾患の理学療法について勉強してきました。この職場では,そのスキルを活かして,患者さんのリハビリの役に立ちたいと考えています

 

というように,自分の学んできたスキルを新しい場所で活かせることをアピールした方がいいと考えます。

 

理学療法士は勉強熱心となるあまり,勉強することが目的となってしまいがちですが,勉強することはあくまで患者さんにいいリハビリを提供できる手段であることを忘れずにいたいと思います。

これはグチになってしまいますが,理学療法士はなぜか能力よりも研修会に参加しているかどうかが評価される傾向にあります。研修会に参加していることと,能力が高いことは必ずしもイコールではないので,そこはしっかりと見極める必要があると思います。

 

話が逸れてしまいましたが,面接・自己紹介では,勉強したいという意志より(それも大事ではありますが),自分のスキルがこの職場でどう活かせるかをアピールした方が妥当だと思います。

 

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