理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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ICFコアセットについて

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理学療法士であればICF(国際生活機能分類)はおそらく誰でも知っていると思います。

しかし,意外と知られていないのが,ICFコアセットと呼ばれるものです。

 

ICFの構成要素については,心身機能・身体構造活動参加環境因子個人因子の5つの構成要素がよく知られていますが,実は,ICFはさらに細かいカテゴリーに分けられていて,その総数は1400以上にもなります。

ICFコアセットとは,その膨大なカテゴリーの中から様々な疾患や状態に合わせて選択されたもので,急性期ケア,亜急性期ケア,長期ケアの3項目について様々な疾患・状態に分けてICFコアセットが作成されています。

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医歯薬出版 ICFコアセット 臨床実践のためのマニュアル より引用

 

また,ICFコアセットは,一般コアセット(様々な健康状態に対して使用する),包括ICFコアセット(特定の健康状態,疾患に対して使用する),短縮ICFコアセット(包括コアセットより簡便に評価ができるように短縮したもの)の3種類に分かれています。

 

おそらく臨床で使用することはまず無いと思われるICFコアセットですが,3年前に国家試験で出題されています。正直それまでほぼ知られていなかったものですが,国試の参考書を中心ににわかに知られた話題になります。

 

繰り返しになりますが,臨床ではまず使用しない評価ですが,該当する疾患において,どのような機能が重要視されているかの参考にできる部分もあるかもしれませんので,優先度は低いとは思いますが,確認してみても面白いと思います。

 

 

 

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