理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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【理学療法士学生向け】臨床実習を上手に乗り越えるポイント②

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前回は,理学療法士学生向けに,臨床実習をうまく乗り越えるために,絶対にできておきたいポイントについてお話ししました。今回も,前回に引き続き,臨床実習に向けてのポイントをお話しします。

(↓ 前回の記事です)

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大事なのは知識・技術があることではなく,学ぶ姿勢

知識・技術が大事ではないという書き方には語弊があります。もちろん,知識・技術があるに越したことはないですが,実習指導者も学生はできなくて当たり前だと思って温かい目で見てくれています。臨床実習は今まで勉強してきた成果を試される場でなく,今まで勉強してきた成果を臨床現場でどのように活かせば良いかを体験をもって学ぶ場です。したがって,重要なのは,真摯な姿勢で学ぶことです。前回も書きましたが,『積極的な質問』,『メモをきちんと取る』,『指導されたことを活かす』,『必要なことはしっかり自己学習する』といった,臨床実習という場で,臨床現場について何が必要かをしっかりと学ぼうとする姿勢こそが実習生に求められるものだと思います。

 

最低限あった方がいい知識

学ぶ姿勢が大事,とはいえ実習で臨床現場で行われていることをしっかりと理解する患者さんを対象に検査・治療を経験するといった上で最低限の知識は必要です。

  • 基本的な解剖・運動・生理学の知識(個人的な印象では運動=解剖>>生理
  • 実習先に合わせて最低限の疾患
  • 基本的な検査測定(ROM,MMT,感覚,ADL等)
  • 基本的な介助方法(特に車椅子移乗動作はよく経験する学生が多い)
  • (2箇所目以降であれば)前に実習先で学んだこと

この5点はあった方がいいと思います。解剖・運動学の知識がなければ,実習地の理学療法士が今何をしているのかを理解するのが困難になります。また,最低限の対象疾患についての知識がなければ,全く話についていけないので,予習するときは,この辺を中心に予習しておけば良いかと思います。

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臨床実習に来る学生は,1箇所目であれば,最低でも検査測定実習終了レベルという認識です。なので,検査測定に関しては,ある程度できるものとして実習が開始しますので,基本的な検査測定に関しても復習しておくべきかと思います。

また,2箇所目以降の実習地であれば,基本的な流れはある程度理解できると認識されます。なので,前の実習先でどのような症例を担当したか,どのようなことを教わったかに関してはしっかりと答えられた方がいいです。

 

パソコンがある程度使える

以前と比べて,実習においてレポートが求められることは減りました。しかし,デイリーノートや,調べたことについての報告書など紙での提出が求められる場面は少なくありません。また,レポートが無くなった代わりに,プレゼン形式で症例報告を行う施設も増えてきています。

したがって,最低でもワードとパワーポイントのインストールされているパソコン・A4が印刷可能なプリンターは必須です。また,ワード・パワーポイントをある程度見れるレベルで資料作成ができるくらいのパソコンスキルはあった方がいいでしょう。資料作成のスムーズさは,それだけ自分の時間を増やすことに直結するので,事前に練習していてもいいかもしれません。

 

まとめ

今回は,実習を開始する前にできるだけ身につけていてほしい知識やスキルについてお話しました。次回は実習におけるリスク管理という点でお話したいと思います。

 

 

 

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