理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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理学療法士が大学院に行く理由

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僕は現在、某国立大学の大学院に通っています。

今回は、理学療法士である僕が大学院へ通うことにした理由をお話ししたいと思います。

教員になりたい

僕が大学院へ通う一番の理由がこれです。今までは、教員になる条件は5年以上の臨床経験が必要とされていました。しかし指定規則の改定に伴い、以下の条件のいずれかを満たすことが必須となりました。

  1. 理学療法士として5年以上業務に従事しており、大学(短大はダメ)で教育に関する科目を4単位以上取得したうえで卒業したもの。
  2. 理学療法士として3年以上業務に従事しており、大学院で教育に関する科目を4単位以上取得したうえで修了したもの。
  3. 理学療法士として5年以上業務に従事しており、厚生労働大臣の指定する講習会を修了したもの。またはそれと同等の知識・技術を有するもの。

僕の現状に当てはめて考えると…

  1. 大卒ではあるものの、教育に関する科目は取得していない。改めて大学に入るなんてとても無理。
  2. 大学院ならちゃんと勉強すればいける!!
  3. 教員希望者がどれだけいるか分かりませんが、競争率が激しそう。

ということで大学院へ行くことを決めました。

また、教員としては大学か専門学校があります。

  • 大学の教員になるためにはほぼ100%博士が必要だし、そもそもコネが無い。
  • 専門学校も今後おそらく専門職大学化が進むことが予想され、いずれにしても博士号を持っていた方が圧倒的に有利であると考えられる。

という訳で積極的な理由としては教員になるステップとして大学院に通っています。

臨床で理学療法士を続けていくことに強い不安を感じた

これはどちらかというと消極的な理由です。病院で理学療法士として勤務していく中で、将来に対する不安がどんどん強くなっていきました。

僕が勤務していたのは100床前後の中規模の整形外科で、理学療法士は30名弱いました。同期は4人、当時僕は29歳でリハ室のトップが41歳、もちろんその間にも10名ほど先輩がいました。したがって、その構成から考えると、自分にキャリアアップのチャンスは無いことが分かります。

役職もない、昇給もほとんどない(当時1年で約2000円ほどの昇給でした)状況で果たして家族を養っていけるのか、QOLは上がるのかといった不安にさいなまれました。

他の職場に移ることも考えたのですが、周りの友人に聞いても状況はどこもほとんど一緒でいつも暗い話ばかりしていました。

そこで教員になる道を考え(もちろん理由はそれだけではありませんが…)、必要性を感じて大学院へ行くようになりました。

新しいことがしたかった(変化を感じたかった)

臨床で仕事をしているときに思ったのは、『退職まで一生この毎日が続くのだろうか』ということでした。もちろん患者さんはそれぞれ違いますし、日々の状態にも変化はあってそれはそれで楽しいです。

しかし、日単位で見たときに、昨日と今日、先週と今週、先月と今月でそれほど大きな違いはないのではないでしょうか。

そんなことを思ってしまう時点で理学療法士としての適性を疑ってしまいますが(笑)、変わらない毎日に少しうんざりしてしまっていたのも事実です。そんな日々を少しでも変えて新しいことを始めてみたかったのも大学院にいった理由の一つです。

特に研究が好きで追求したい何かがあった訳ではない

大学院のメインは研究機関です。周りからは『研究が好きなんだね〜』と言われたりしますが、お恥ずかしながらそんなことは無く、僕は教員になるための一ステップとして大学院へ進学しました。

もちろん研究が好きで好きで仕方ないという人もいますし、そういう方を否定する気持ちは全然無くむしろ尊敬しています。

僕が言いたいのは、『大学院に通うのに研究を好きになる必要はない』ということです。ただし、入学したからには一生懸命研究して、将来自分で研究ができるよう、ノウハウの蓄積や実績作りは全力でやります。

まとめ

今回は僕が大学院へ通う理由を話させてもらいました。あまりいい理由ではないかもしれませんが、動機は人それぞれでいいと思いますので、研究が好きな人はもちろん、そうで無くでも将来へのステップとして大学院へ行くのは一つの手段だと思います。

 

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