理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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医療広告ガイドラインとは

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こんばんは。理学療法士Kです。

 

先日の記事で、新生涯学習制度の確定時期が延期になったことを紹介ましたが、その原因のひとつが、医療広告ガイドラインの取得に時間がかかることでした。

 

新生涯学習制度の確定が『最大1年間延期』 - 理学療法士Kのブログ

 

医療広告ガイドラインは、理学療法士の業界では聞きなれない言葉だと思います。

今回は、医療広告ガイドラインがどういったものなのかについてお話します。 

 

医療広告ガイドライン - 厚生労働省

 

基本的な考え方

医療は人命に関わるもので、かつ、専門性の高いサービスである。そのため、不当な広告による受けての不利益が大きいこと、広告によるサービスの質の判断が困難である。これらの理由で、医療に関する広告は許可がなければ制限されるという考え方です。

禁止されている広告

  1. 比較広告
  2. 誇大広告
  3. 広告を行う者が客観的事実であることを証明できない内容の広告
  4. 公序良俗に反する内容の広告

認定理学療法士におけるガイドライン取得について

医療広告ガイドラインを取得するということは、例えば医療機関のホームページに、『認定理学療法士〇名』ということを記載する許可を得るということです。

 

より分かりやすいところでいえば、『日本整形外科学会認定 整形外科専門医』のような感じです。日本整形外科学会は、医療広告ガイドラインを取得しているので、この記載を行ってよいということです。

ちなみに、日本看護協会も取得しています。

↓ こちらのページに資格を認定されている団体が記載されています。

医療に関する広告が可能となった医師等の専門性に関する資格名等について|厚生労働省

 

現在、日本理学療法士協会はこれを取得しようとしています。

ちなみに、取得における要件ですが、以下の、『医業、歯科医業若しくは助産師の業務又は病院、診療所若しくは助産所に関して広告することができる事項』に提示されている(イ)~(リ)を満たしていることが条件となります。

(イ)学術団体として法人格を有していること。

 

(ロ)会員数が千人以上であり、かつ、その八割以上が当該認定に係る医療従事者であること。

 

(ハ)一定の活動実績を有し、かつ、その内容を公表していること。

 

(ニ)外部からの問い合わせに対応できる体制が整備されていること。

 

(ホ)当該認定に係る医療従事者の専門性に関する資格(以下「資格」という。)の取得条件を公表していること。

 

(ヘ)資格の認定に際して、医師、歯科医師、薬剤師においては五年以上、看護師その他の医療従事者においては三年以上の研修の受講を条件としていること。

 

(ト)資格の認定に際して適正な試験を実施していること。

 

(チ)資格を定期的に更新する制度を設けていること。

 

(リ)会員及び資格を認定した医療従事者の名簿が公表されていること。

 

理学療法士協会が今のところ満たしていないのは、(チ)ですね。

登録理学療法士を更新制度として機能させたいと考えているのでしょうね。

 

ガイドライン取得の可能性はあるとのことですので、今後、調整を行って、登録理学療法士、認定理学療法士の価値の向上につなげてほしいと思います。

 

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