理学療法士Kのブログ

博士課程所属の大学院生兼理学療法士が日々の学びや趣味について語るブログです。理学療法の研究やツール、理学療法関連の書籍についての紹介等を行っています。

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新生涯学習制度の確定が『最大1年間延期』

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こんにちは。理学療法士Kです。

 

以前、紹介しました新生涯学習制度ですが、4月28日のニュースで制度確定が最大1年間延期となることが発表されました。

 

↓ 新生涯学習制度についての過去記事です。興味があれば読んでみてください。

理学療法士 新生涯学習制度についてのまとめ

新生涯学習制度①研修理学療法士プログラム

新生涯学習制度②登録理学療法士プログラム

 

当初の予定では、平成30年3月確定、平成33年4月開始予定となっていましたが、確定時期が延期となったことで、開始時期の確定も今秋まで延期されました。

 

今回は、延期の理由や今後について簡単にまとめて報告します。

 

延期するに至った理由

延期となった理由として、以下の2点が挙げられています。

 

  • 外部評価機構構築について、財政面、制度面等様々な理由により、今年度中に一定の方向性を見出すことが困難となった。
  • 医療広告ガイドライン取得について、取得可能性はあるが、厚生労働省、日本医師会、該当する分野の医学会の承認が必要であるため、調整にはかなりの時間がかかる見通しである。

 

ということで、『外部評価機構構築、医療ガイドライン取得に想定よりも時間がかかりそう』という点が主な理由として挙げられています。

 

また、以下の点も再検討事項として挙がったようです。

・医療広告ガイドライン取得を目標に定めたカリキュラムは、全ての会員を対象としたカリキュラムとしては、ハードルが高い。

・スペシャリスト育成の視点だけではなく、職能・管理分野を含めたジェネラリスト育成の視点が不足しているのではないか。

 

制度開始時期について

当初の予定で、制度確定(H30年3月)してから開始(H33年4月)までに設けられていた3年間の期間は新制度を実際の業務運用に落とし込む作業にかかる時間を見越したものであった。しかし、この作業にかかる時間は、新制度の複雑さによって変わってくるものである。よって、大まかな制度の概要が決まる今秋には、制度開始時期が決定する予定である。

 

要約すると、『新制度自体も変更する可能性があるから、その変更作業にかかると予想される時間も不透明になってしまいました。新制度がだいたい決まる秋には作業時間も見当がつくと思うので、開始時期もそれに合わせて発表します』ということです。

 

実際に、10月7日に行われる組織運営協議会において、開始時期が決定される予定となっているようです。

 

まとめ

やはり、外部評価機構や医療広告ガイドライン取得に対するハードルは高かったようです。確かに、作業療法士、言語聴覚士と足並みをそろえなければならないでしょうし、他団体がそんなに簡単に通してくれるとは思いませんし、課題は多そうですね…

 

ただ、私たちとしては、新制度に移行するまでの期間が延びてくれれば、現行の制度での資格取得が可能となりますので、ある意味ありがたい延長ではあります。

 

さらに不透明となってしまった新制度です。今秋の発表を待ちたいと思います。

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